2003年5月22日  「おやすみ」  朝起きて夜になると寝るというのは、 普通の人たちがやっていることでも、なかには、夜勤があって朝になると家に帰 って、眠りにつくという方もいます。

 ちなみに、家人は看護婦という職業柄、それがバラバラにやってきま すが、不思議なことにちゃんとおつとめをうん十年なさっています。で、わたし も昼まで寝ている日が続くかと思えば、早朝に撮影現場に入っていたり、深夜ま でシャッターを押していたりすることがあります。

 体内時計というものが、生物にはあるらしいのですが、あまり、太陽 の運動とは関係のないところで時計が働いているのかも知れません。昼間でも、 ふと気がつくとさっきまでにぎやかだった人が隣で眠っていたりしますが、本人 の知らない間に脳が休みを要求しているのでしょう。ぼぉっとしているときが脳 の休憩時間で、なんとかまかなっていのでしょう。

母親は今でも「あんたは、どこでも寝る子やった。階段に腰掛けたとた んに眠っとった」といいますが、そんな技はとっくの昔に使い古しました。

長時間乗り物に乗って、すぐに眠ることのできる人はとてもうらやまし くおもえます。体制がととなわないと、お休みできないようになってしまったの は仕事柄のことでしょうか。

明日からパリに行ってきます。十数時間のフライト中おそらく眠ること はないでしょう。

写真は神戸メリケンパークにて